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ホワイトローズ株式会社 様
お客様DATA
  • 本社住所:東京都台東区寿2-8-15
  • 業種:製造・卸・小売業
  • システム導入時期:1993年5月(RX40/17)、1999年8月(RX88)、2005年1月(BX100)、
             2009年5月(BX200)、2014年5月(BX550R)

江戸時代から続く老舗メーカーを楽一が支援

独創のビニール傘で注目を集める老舗メーカーホワイトローズ株式会社様
台東区寿の直営店舗

創業は享保6年、八代将軍は吉宗の時代。以後300年に迫る歴史もさることながら、ホワイトローズ株式会社の名を一躍世に知らしめたのは、世界で初めて開発・販売したビニール傘にあります。そして安い外国製品が街角に並ぶ昨今では、こだわりの高性能・高付加価値商品へラインアップをシフトしました。ホワイトローズが現在生産・販売しているビニール傘は1本5,000円から、最高級品になると10,000円を越えるものもあります。しかし、その高い品質と利便性が人気を呼び、予約に生産が追いつかない商品も続出。さらには宮内庁御用として皇室の方々に、また政治家の皆様にも広く利用されています。常識を打ち破る革新的な発想と、匠の技を継承する丁寧なものづくり。そしてそこから生み出される独創のビニール傘で注目を集める老舗メーカーの経営に、楽一が貢献しています。

楽一で始まったシステム化の歩み

ホワイトローズ株式会社 代表取締役 須藤宰さん
ホワイトローズ株式会社 代表取締役 須藤宰さん

現代表取締役(十代目)である須藤さんは若い頃に家業を離れ、アメリカで仲間と事業を興し、業務の効率化を目的にコンピュータを使用されていました。しかし渡米して4〜5年が経った頃、家業を継ぐため日本に戻ってみると、会社ではまだシステム化がされておらず、業務は2人〜3人のスタッフが手計算に追われている状態でした。業績も思うように上がっておらず、経費の管理・節減が第一課題と判断し、早急にシステム化が必要と考え検討を始められたのですが、その時に出会ったのが楽一でした。
もちろん導入決定に際しては他社製品も比較検討されたとのことですが、楽一にお決めいただいた理由を伺うと「検討したものの中で、楽一が一番自社に合っていると感じたからです。現状の事務の流れを変えずに運用できる事。今の伝票がそのまま使え、台帳も作成できる事。特に自社の伝票が画面に表示されて売上入力ができる事は画期的だと思いました。このシステムなら経理スタッフを再教育する必要がないので、大きな魅力を感じました。」

業務の効率化をスムーズに実現

須藤さんは1993年、初めてのシステム化となる楽一RX40/17を導入されました。導入の決定は前年の12月。その後弊社スタッフとも綿密にお打合せをさせていただき、負担やトラブルを回避する導入方法を検討されました。
「うちは8月決算なのですが、カシオさんからのご提案もあって5月に楽一を設置しました。そしてマスタ登録等の準備期間を経て7月に稼働を始め、決算月の8月、さらに9月までの3ヵ月間を手書き併用にしたのです。すべてトータルすると約半年がかりのプロジェクトとなりましたが、インストラクターの方のサポートもあり、大きな問題もなくスムーズに移行・導入できました」
楽一の本格稼働が始まると、オペレーションでは社長と営業の方が売上などを直接入力し、経理スタッフは、アウトプットされる伝票・台帳・帳票などを元に業務を行うようになりました。
この活用法について須藤さんは「業務の流れを変えずにできる点と、極めて簡単な操作性は、うちと同じような中小規模の企業にはうってつけだと思いますよ。ベテランの経理スタッフもすぐに順応でき、より効率的に仕事が行えます」
さらに、実際に導入して一番便利に感じたポイントを伺うと「検算がいらなくなったことです」と即答。「当たり前ですが、楽一は計算ミスをしません。つまり、どこかで数字に間違いが生じた場合、以前は一番に疑った“計算ミスの可能性”を真っ先に否定できるわけです。結果として、問題箇所が見つけやすくなり、業務の効率化もより進みます。ちなみに、仕入先の伝票に計算間違いがあったとしても、楽一に入力することで自動的に計算され、差異が分かるようになりました」と、楽一の導入効果を評価してくださいました。

順調なステップアップで広がる展望

さらに須藤さんは楽一のメリットについて、営業部門のスタッフまで経理的な数字が見えるようになったこと。加えて、カシオ製品という信頼もあり、経営者に“安心感”をもたらしてくれることと話されます。
同社が現在お使いいただいているモデルはBX-550R。1号機導入から約22年の間に、計4回のステップアップを行われています。増え続けるデータへの対応やスピードアップによる業務効率化がその主な目的ですが、モデルが新しくなる度に、機械のスピードはもちろんのこと、画面タッチ機能の充実化やスムーズな画面切り換え、データの電子保存や気付きを与えてくれるサポートパネル・経営リサーチなど、操作性・機能性の向上も実感いただき、経営を支援してくれるシステムとして評価いただいております。また、同社はシャワーカーテンなどのビニール製品を大手販売店に卸されていますが、オンラインでPCへ日々送られて来る売上データをCSVで楽一へ取り込むことで、二度打ちの手間や人為的ミスの解消も実現されています。
最後に、楽一を活用した今後の展望をお伺いすると「うちのビニール傘は、このお店とホームページで個人のお客様へ1本々々お売りするのが基本です。これからはそのお客様をより大切にし、リピーターを増やしていこうと考えています。楽一なら、蓄積された販売データを、画面に表示されるグラフ等を用いて簡単かつ直観的に見て分析することができるので、売れ筋や販売時期等を把握しながら、サービスと売上の向上に活用していこうと思います。」
これからも、折りたたみやUVカット、遮熱など、透明傘の可能性を突き詰めていきたいと語る須藤さん。ビニール傘のパイオニアとして新たな歴史を刻み続けるホワイトローズ株式会社を、楽一が応援し続けます。

BX550Rを操作する須藤さん
BX550Rを操作する須藤さん
こだわりのビニール傘 商品例
エこだわりのビニール傘 商品例
左:シンカテールクラシック 右:テラ・ボゼン
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